今回、クラウドワークスにて100人のドラム式ユーザーにアンケートを行ったところ、約8割が「ドラム式洗濯機には満足」と回答しました。

一方で、残りの約2割からは「価格が高い」「本体が大きい」「乾燥の仕上がりが期待外れ」といった不満の声も上がっています。
つまり、ドラム式洗濯機は多くの人にとって便利な家電である一方、ライフスタイルによっては後悔につながるケースもあるということです。
購入前に「自分に合っているか?」を確認することが、失敗しないためのポイントです。
この記事では、ユーザー100人のリアルな声と現役アドバイザーとしての視点をもとに、「やめといた方がいい人」「おすすめできる人」を分かりやすく解説します。

良いところ・悪いところを知らないで「流行ってるから…」と適当に買うと後悔してしまうかも!
購入前にこの記事をしっかりチェックしてくださいね!
ドラム式洗濯機は本当に「やめとけ」なのか?


インターネット上ではやはり、ドラム式洗濯機に対してネガティブな言葉をよく見かけます。
その背景には「掃除が大変」「乾燥が完璧じゃない」といった不満があるのも事実です。
日立のドラム式洗濯機は絶対買ってはダメだ…
— サブパヤ (@sabupaya) September 10, 2025
掃除しても、何度も詰まって修理の繰り返し…
パナソニック全自動洗濯機
— 一夢庵天人 (@ichimuantenjin) September 7, 2025
自宅の洗濯機乾燥が悪くなってきたので分解清掃していただきました。3年半で内部はほこりだらけ。コレでもまだマシな方と言われました。ドラム式全自動洗濯機は、洗濯自体はボタン一つで終わるけど、手入れに時間とお金がかかります。28000円也 pic.twitter.com/LlqCLxtixB
しかし実際に100人にアンケートを取ってみると、否定的な声ばかりではありません。
むしろ「生活に欠かせない」「縦型には戻れない」という声が多く、ユーザーのリアルな声はネットの評判よりもずっとフラットであることが分かりました。
ユーザー100人アンケートの概要
今回の調査は、ドラム式洗濯機のリアルな評価を探るために行いました。実際に利用している人の声を集めることで、表面的な口コミでは見えない「本当の満足度や不満点」を浮き彫りにしています。
調査方法(クラウドワークス・対象者)
調査はクラウドワークスを通じて実施。ドラム式洗濯機を現在使用している100人のユーザーに回答してもらいました。



実際に利用経験のある人だけを対象としたことで、信頼性の高いデータになっています。
回答者の属性は次のとおりです。
- 世帯構成:一人暮らし、夫婦のみ、夫婦+子ども1〜3人以上まで幅広い
- 使用期間:1年未満から5年以上まで分散
- メーカー:パナソニック、日立、東芝、シャープが中心
質問内容は以下のように選択式で、最後に使用感を回答してもらいいました。
ドラム式洗濯機満足度アンケート内容:クラウドワークスにて調査
1. Q1. ドラム式洗濯機の使用期間を教えてください 必須
1ヶ月未満
1ヶ月〜6ヶ月
6ヶ月〜1年
1年〜3年
3年〜5年
5年以上
2. Q2. 現在の満足度を教えてください 必須
大変満足
満足
普通
やや不満
不満
3. Q3. ドラム式洗濯機の良いと思う点を教えてください(複数選択可) 必須
乾燥機能が便利
節水効果がある
時短になる
洗浄力が高い
デザインが良い
静音性が高い
衣類が傷みにくい
その他
4. Q4. ドラム式洗濯機で困った点・不満な点はありますか?(複数選択可) 必須
乾燥にムラがある
電気代が高い
故障・トラブルがあった
洗浄力が物足りない
メンテナンスが大変
設置場所に困った
価格が高かった
特にない
5. Q5. 次に洗濯機を買い替える時、またドラム式を選びますか? 必須
絶対にドラム式を選ぶ
たぶんドラム式を選ぶ
どちらでも良い
たぶん縦型を選ぶ
絶対に縦型を選ぶ
6. Q6. お使いのドラム式洗濯機のメーカーを教えてください 必須
パナソニック
日立
東芝
シャープ
その他国内メーカー
海外メーカー
覚えていない
7. Q7. 世帯構成を教えてください 必須
一人暮らし
夫婦のみ
夫婦+子ども1人
夫婦+子ども2人
夫婦+子ども3人以上
その他
8. Q8. ドラム式洗濯機について一言感想があれば教えてください(任意・50文字以内)
今回はユーザーの方々に、満足度を調査する内容になっていますので、感想は任意でお答えいただきました。
属性も分散させて偏りなく、幅広い生活スタイルにおける評価を確認することにしました。
ドラム式洗濯機の満足度はどうだった?


アンケート結果では、「満足」「やや満足」を合わせて8割以上がポジティブな評価をしていました。
一方で「不満」「やや不満」は2割弱と、一定数の「合わなかった」声も見られます。
満足度は高いものの、「香り」「臭い」「重い」が不満と感じる方もあり、こだわりがある方にとってはイマイチだったようです。ドラム式洗濯機が誰にでも合うわけではないことがわかりますね。
ドラム式洗濯機の後悔した点「やめとけ」の理由5つ
アンケートでも約2割の人が不満を抱えており、その理由には共通するパターンが見えてきました。
ここでは、実際の声をもとに後悔しやすいポイントを5つに整理して紹介します。
1. 価格が高い
ドラム式洗濯機を「やめとけ」と言う人の多くが最初に挙げるのが価格の高さです。
縦型洗濯機と比べると本体価格が10万円以上高くなることも珍しくなく、さらに修理や部品交換も高額になりがちです。



特に一人暮らしや洗濯量の少ない家庭では「コストに見合わない」と感じやすい結果になりました。
2. サイズ・搬入のトラブル
ドラム式は横幅・奥行きが大きく、設置スペースや搬入経路に余裕が必要な家電です。
実際に転倒では「玄関から入らなかった」「置きたい場所に収まらなかった」といった声もあります。
また、一人暮らしのワンルームでは「存在感がありすぎて部屋が狭く感じる」という意見も。
住まいの環境によっては相性が悪く、後悔につながりやすいポイントです。



ドラム式洗濯機を購入する前には、必ず設置スペースの広さ、防水パンの有無やサイズ、蛇口の高さと位置、搬入経路の寸法を事前に確認しましょう。
3. 乾燥の仕上がりに不満
「乾燥機能が便利」という声が多い一方で、仕上がりに不満を持つ人も少なくありません。
特に「シワが増える」「ふんわり仕上がらない」「生乾き臭が気になる」といった意見が目立ちました。
乾燥を頻繁に使う家庭にとっては、この点が大きなストレスになる場合があります。



ドラム式洗濯機の乾燥機能が手持ちの衣類に適合しているかよくチェックしましょう。デリケートな衣類は専用コースで洗うことも必要です。
4. メンテナンスが大変
ドラム式洗濯機は高機能な分、日々のお手入れが欠かせません。
乾燥機能をよく使う家庭では、フィルター掃除やホコリ取りを怠ると乾燥効率が下がり、故障の原因にもなります。
実際のユーザーからも「掃除が思った以上に手間」という声が多く聞かれました。縦型洗濯機と比べて構造が複雑なため、メンテナンスに手間がかかる点は注意が必要です。



ドラム式洗濯機に日々のお手入れは必須です!
干す手間が無い分、メンテナンスはしっかりとする必要があります。
5. 光熱費が気になる
ドラム式洗濯機は節水に優れる一方で、乾燥機能を使うと電気代がかさみやすい傾向があります。
「便利だから使いたいけど、光熱費が気になる」という声も少なくありません。
特に電気代が上がったタイミングで購入した人の中には「思ったよりコストがかかる」と不満を持つケースも見られました。



洗濯のみであれば1回あたり1〜2.5円程度ですが、ヒーター式乾燥は1回あたり30〜60円程度、ヒートポンプ式は約20〜30円程度の電気代がかかります。
ドラム式洗濯機にして良かった点
家事の時短になる
ドラム式の最大の魅力は「洗濯から乾燥まで全自動で完結する」こと。
洗濯物を干す・取り込む取り込むといった家事がなくなるので、時短効果は絶大。
特に共働きや子育て家庭では、「時間をお金で買う価値がある」と感じる人が多くいました。
天気に左右されない
梅雨や花粉の季節、外干しできない日が続くと洗濯物は溜まってしまいがち。
ドラム式なら室内干しの必要がなく、天気を気にせず洗濯できるのが大きな強みです。
共働き・子育て家庭の救世主
家事と育児、仕事の両立に追われる世帯にとって「洗濯の自動化」は救世主的な存在。
夜に回して朝には乾いている、という流れができると、暮らしのリズムが大きく変わります。
デザインがおしゃれ
近年のドラム式はデザイン性も高く、家電というよりインテリアの一部として選ばれることも増えています。
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次もドラム式洗濯機を選ぶユーザーの声


今回のアンケートでは、約7割が「次もドラム式を選ぶ」と回答しました。
「便利さに慣れてしまうと縦型には戻れない」という声が多く、ドラム式が生活に与えるインパクトの大きさがわかります。
特に子育て世帯や共働き世帯では、「干さない」「畳むだけで済む」時短効果を高く評価する傾向がありました。
日々の家事の中で「干す」「取り込む」という工程が消えることで、暮らしのリズムそのものが変わったと感じている人も少なくありません。
一方で、約3割のユーザーは「縦型に戻したい」「次は別の機種も検討する」と答えています。
この層に多いのは、「メンテナンスの手間」「価格の高さ」「乾燥仕上がりの不満」を理由に挙げる人たち。便利さは認めつつも、「コスパが合わない」「掃除が負担」という感覚から、次回の買い替えを迷っている様子がうかがえます。
どんな人は「やめとけ」?どんな人におすすめ?


ドラム式洗濯機は「誰にでも最適な家電」ではありません。
アンケート結果からも分かるように、生活スタイルや価値観によって満足度は大きく変わります。
ここでは「やめといた方がいい人」と「おすすめできる人」の特徴を整理しました。
やめといた方がいい人
- 一人暮らしで洗濯量が少ない
- 予算を抑えたい
- 設置スペースが狭い
- メンテナンスが面倒に感じる
おすすめできる人
- 共働きで洗濯回数が多い
- 子育て世帯で洗濯物が多い
- 花粉症やアレルギーで外干しが難しい
- 「洗濯物を干す」という家事から解放されたい人



洗濯にかける時間を減らしたいなら、ドラム式は時短の王様です。特に共働きや子育て家庭には相性抜群ですよ。
よくある質問(Q&A)
Q: ドラム式洗濯機は本当に「やめとけ」?
A: 不満点はありますが、アンケートでは約7割が「次もドラム式」と回答しており、多くの人にとって便利な家電です。
Q: 後悔しやすいポイントは?
A: 「価格」「サイズ」「乾燥の仕上がり」「メンテナンス」が代表的です。
Q: どんな人におすすめ?
A: 共働き世帯、子育て家庭、花粉症や梅雨で部屋干しが多い家庭です。
Q: 縦型と比べて光熱費は?
A: 縦型より電気代がかかるケースもありますが、時短効果や部屋干し不要の利便性を考えて選ぶ人が多いです。
まとめ:専門家として客観的に「やめとけ」を解説
アンケート結果から分かったのは、ドラム式洗濯機は「やめとけ」という声もある一方で、多くのユーザーに支持されているということです。
後悔の声では「価格」「サイズ」「乾燥の仕上がり」「メンテナンス」が挙がりました。
しかし同時に「干す手間がなくなった」「時短効果が大きい」「生活に欠かせない」というポジティブな声も多数ありました。
つまり、ドラム式洗濯機は万人におすすめできる家電ではありません。
ただしライフスタイルが合えば、暮らしのストレスを大きく減らしてくれるパートナーになることは間違いありません。
購入を検討する際は、自分の生活に合うかどうかを冷静に判断することが大切です。



あなたにとって、ドラム式洗濯機は
「暮らしのストレスを丸ごと減らしてくれるパートナー」になるかもしれません。
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