時短家電の中でも四天王と呼ばれるドラム式洗濯機ですが、
使用者の口コミには「やめとけ」「買って後悔」「二度と買わない」というワードが出てきます。
え、ドラム式洗濯機が欲しいけど…やめておいた方がいいの?
20万円で買ったあと、後悔なんてしたくないですよね…
実際に試すことが難しいドラム式洗濯機。
使用している人の声は気になるところです。
そこで家電製品アドバイザーの資格を持ち、家電のお仕事を15年以上している私がこの疑問について徹底解説したいと思います!
- ドラム式洗濯機は「やめておけ」は本当なのか
- ドラム式洗濯機のメリット・デメリット
- どんな人がおすすすめか?どの機種がおすすめか?
ドラム式洗濯機の良いところ・悪いところを知らないで「流行ってるから…」と適当に買うと後悔してしまうかも!
ドラム式洗濯機を買った後は…
自分で干さなくても、もう洗濯物が乾いてる!
ホテルみたいなふかふかのタオル気持ちいい!
こんな感想が言えるように、購入前にこの記事をしっかりチェックしてくださいね!
ドラム式洗濯機で使うべき、おすすめ洗剤の記事も一緒に読んでみてください!
ドラム式洗濯機はやめておけって本当?
まずどうして「やめとけ」と言われるか?理由をまとめました。
【理由】縦型からドラム式に買い換えたあとデメリットを知ったため
実際に縦型からドラム式に買い換えたあと、後悔したという人の声を見てみましょう。
ドラム式洗濯機にして後悔した人の声
- 購入してから、ドラム式は洗浄力が弱いと知り大後悔
- 値段が高い(約20万~30万)
- メンテナンスが面倒くさい
ドラム式のデメリットは知っておきたかったですね
確かに、ドラム式洗濯機のデメリットを知らないで買ってしまった場合「やめとけ」と言われることもありそうです。
しかしこれは、ドラム式洗濯機を買う前によく確認しておけば対処できることです。
買う前には良い点・悪い点を確認してから買いましょう。
私がドラム式洗濯機を使った感想
次に家電製品アドバイザーでありママである私が、
実際にドラム式洗濯機を使ってみた感想をまとめました。
とにかく干す手間がないのがいい!
縦型洗濯機のときは洗濯物が終わったら「干しに行かなきゃ…」という気分になっていました。
それがドラム式洗濯機なら干す必要がないんだと思うだけで気持ちが楽になります。
最新機種は洗剤も自動投入で洗濯がもっと楽!
洗濯のたびに洗剤を測って入れる手間が必要なく、洗剤の入れすぎによる故障を防げます。
更に自動投入の洗剤が少なくなったら自動的にAmazonで注文してくれる機種あります。
とにかく洗濯の家事が楽になる家電だと感じました!
個人的には「ドラム式洗濯機を使ってよかったな」と思えるものでした!
プロがおすすめするドラム式洗濯機はこちら!
ドラム式洗濯機を使うメリットは?デメリットは?
続いて具体的にドラム式洗濯機のメリットとデメリットをご紹介します。
ドラム式洗濯機のメリット
縦型洗濯機の水使用量=約131L(1回)
ドラム式洗濯機の水使用量=約55L(1回)
縦型の半分以下の水で洗えることになります。
これを水道料金で計算すると
縦型 | ドラム式 | |
1回あたりの 水道代 | 約35円 | 約15円 |
水道料金・下水道使用料262円/m³(税込)〈内訳:水道料金137円/m³(税込)、下水道使用料125円/m³(税込)〉[一般社団法人 日本電機工業会調べ。2021年7月現在]で計算。
毎日1回洗濯をした場合水道代は月々約600円お得になりますね!
衣類同士の絡みつきがないので、繊維の痛みが少なくなります。
さらに最新機種はAI機能で汚れを見分け、衣類の痛みを防いでくれます!
洗濯物を干す家事にかかる時間は、個人差もありますが約10~20分です。
これがなくなると考えると
ドラム式洗濯機を使えば
1か月で約10時間時間が空く!
時間にも心にも余裕を作ってくれる家電ですね!
ドラム式洗濯機の乾燥機能はななめドラムの遠心力とヒーターで衣類を乾かします。
衣類の繊維が立ち上がり、手で干した時よりも手触りがふっくらします。
ドラム式洗濯機のデメリット
本体の代金が縦型洗濯機より高く、購入しにくい点があります。
- 縦型の価格=約7万円~12万円
- ドラム式の価格=約15万円~30万円
最新機種は値段が高いので、ひとつ前の旧型モデルの購入もおすすめです!
ドラム式洗濯機は本体のサイズが大きめです。
設置できないケースもありますので、事前によく確認しましょう。
設置場所だけでなく、運び込む際の経路(廊下、入口など)の広さも問題ないか確認してください。
Panasonic公式ドラム式洗濯機ドラム式洗濯機は少ない水でたたき洗いをするため、泥汚れを落とす力が弱くなりがちでした。
しかし、ドラム式洗濯機が発売されて約20年経ちこのデメリットは改善されています。
ドラム式洗濯機の洗浄力が改善された点3つご紹介します!
温水洗浄付きになり、つけおきもできるようになった!
現在発売されているドラム式洗濯機には温水洗浄ができる機種があります。
洗剤を温水ヒーターで約15℃~60℃に温め汚れを浮かせて洗い流すので洗浄力もアップしました。
洗剤自動投入になり、正しい洗剤量で洗えるようになった
洗剤自動投入の機能がある機種でしたら、自動で適量の洗剤を入れてくれます。
洗剤自動投入の機種は「手間なくて楽」もありますが、
「洗剤の入れすぎ・足りない」を防いできれいに洗ってくれるメリットもあります。
ドラム式洗濯機専用の洗剤が発売された
少ない水で洗濯をするドラム式洗濯機に合わせた、専用液体洗剤が発売されています。
これを使用することで、今までより衣類の汚れ落ち具合もアップしました。
ドラム式洗濯機におすすめ洗剤
\ ドラム式洗濯機専用洗剤 /
\ 自動投入機種の専用洗剤もあります /
ドラム式洗濯機は「糸くずフィルター」の他に「乾燥フィルター」というものがあります。
フィルターのお手入れをしないと「いやなニオイ」「生乾き」「故障原因」につながります!
糸くずフィルターは月1~2回
乾燥フィルターは洗濯のたびに
面倒でもきちんと掃除をしましょう!
糸くずフィルターの掃除が苦手な人は、糸くずフィルターネットを使用するのがオススメ!
アイメディア AIMEDIA ネット型洗濯機ゴミ取りフィルタードラム式用20枚入
日立の最新機種は乾燥フィルターなしの「らくメンテ」です!Amazonで確認
ドラム式洗濯機はこんな人におすすめ!
ドラム式洗濯機はどんな人におすすめなのかまとめました。
ドラム式洗濯機を使えば「干す手間がない」のは当たり前になりますが、
さらに「洗剤自動投入」機能を使えば洗剤を自分で入れる手間がなくなります。
加えて「スマホで遠隔操作」できる機能を使えば外から洗濯の操作もできます。
この他にも便利機能がたくさんあり、洗濯という家事の時間を短縮して楽にしたい人におすすめです!
毎日部屋干しをすると生乾きのニオイが気になりますが、ドラム式洗濯機を使えば温風でしっかり乾かすので部屋干し不要です。
また、干すスペースも考えなくてよくなりますね。
ドラム式洗濯機は節水・節電の家電です。
先に説明しましたが、水道代は縦型洗濯機の約半分になります。
電気代も省エネモデルが多く、乾燥機能がついている縦型洗濯乾燥機と比較すると電気代も半分以下で済みます。
ドラム式洗濯機 〈NA-LX129BL/Rの場合〉 | 縦型洗濯乾燥機 〈NA-FW10K2の場合〉 | |
---|---|---|
洗濯乾燥容量 | 6kg | 5kg |
標準使用水量 | 約55L | 約131L |
1回あたりの水道代 | 約15円 | 約35円 |
消費電力量 | 約890 Wh | 約2,290 Wh |
1回あたりの電気代 | 約28円 | 約71円 |
乾燥機能を使わない方は乾燥機能がない縦型洗濯機でOK!
おすすめドラム式洗濯機
洗濯の家事を時短したい方へ、
おすすめのドラム式洗濯機を3点ご紹介させて頂きます!
おすすめのポイントも3つづつまとめましたのでチェックしてみてくださいね!
Panasonic「NA-LX127CL-W」
おすすめポイント
- 温水泡洗浄で黄ばみかスゴ落ち!
- スマホ連携で外から操作OK
- トリプル自動投入はおしゃれ着洗剤も入る!
HITACHI 「BD-STX130JR」
おすすめポイント
- 乾燥フィルターなしでメンテ楽!
- 風アイロンでシワになりにくい
- ワイドカラータッチパネル液晶
TOSHIBA「TW-127XP4L」
おすすめポイント
- UV温風除菌(4㎏まで)で安心
- ウルトラファインバブル効果で汚れ落ち◎
- 低振動、低騒音設計
ドラム式洗濯機についてよくある質問
他にも購入する前に知っておきたいよくある質問の解説をしてみます!
まとめ:やめておけは本当か?ドラム式洗濯機のメリット・デメリットを専門家が解説します!
今回はドラム式洗濯機のメリット、デメリットなどをまとめて「やめとけ」と言われる理由を解説しました。
- ドラム式洗濯機は「やめておけ」と言われる理由は、その違いを知らなかったから
- ドラム式洗濯機のメリットは沢山ある!家事が楽になる!
- ドラム式洗濯機のデメリットもあるが改善されている
- ドラム式洗濯機は家事を楽にしたい人におすすめ!
ドラム式洗濯機を選ぶ際、この記事が参考になったら嬉しいです!
最後までお読み頂きありがとうございました!
コメント