「子どもの食べこぼしも、砂も、ホコリも。掃除機をかけながら水拭きまでしてくれたら最高じゃない?」
そんな期待から気になったのが、Roomba 205 DustCompactor Combo(ルンバCombo 205)です。

- 掃除から水拭きまで、まるごとおまかせの1台
- 集めたゴミをダストボックスで圧縮!最大ゴミ捨て60日不要
- マッピングとスマホアプリで掃除の指示がラク
- 段差乗り越えパワーと音はイマイチ
- アプリ初期設定は初めてだと迷うかも
わが家はメゾネットタイプのアパートで、掃除したかったのは1階にある約20畳のLDK。
ロボット掃除機は、スペックだけでは自宅の床や家具との相性まで分かりません。
家電製品アドバイザーしいな買ってから使えなかったら困るな……
と思い、今回は購入せず、レンティオで1ヶ月レンタルして実際の生活で試してみました。
結論からいうと、期待していなかった水拭きは想像以上に良かった!
掃除後の床は、素足で歩くと気持ちいいくらいツルツルです。
一方で、わが家では約2cmのジョイントマットをうまく越えられず、段差に引っかかって本体が斜めになることも。
さらに、使うたびにモップを手入れするのが次第に面倒になり、最終的には水拭きをOFFにして使うようになりました。
結果、1ヶ月使って購入は見送り、レンティオへ返却しています。
この記事では、家電製品アドバイザーの私がルンバCombo 205を実際の自宅で1ヶ月使って分かった、良かったところと購入しなかった理由をまとめます。
ルンバCombo 205をレンタルした理由
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20畳のLDKを掃除機がけ+水拭きしたかった
わが家でルンバを使いたかったのは、1階にある約20畳のLDKです。
子どもがいると、床にはいろいろ落ちます。


食べこぼしはもちろん、外から持ち込んだ細かな砂やホコリなど、「掃除機をかけるだけでは何となくスッキリしない」と感じることも。
そこで、



掃除機がけと一緒に水拭きまでやってもらえたらラクなのでは?
と思ったのが、ルンバCombo 205を試したきっかけでした。
ルンバCombo 205は、掃除機がけのみ・水拭きのみ・掃除機がけ+水拭きの3パターンを選択できます。
水拭きではマイクロファイバー製のモップパッドを使用し、水分量も3段階で設定できます。アイロボット公式オンラインストア
いきなり買わずにレンティオで1ヶ月試した
ただ、ロボット掃除機は家との相性が大きい家電だと思っています。
間取りだけでなく、
- 段差
- マットやラグ
- 家具の配置
- 床材
- 普段の生活動線
などによって、使い勝手が変わります。
わが家にも約2cmのジョイントマットがあるため、いきなり購入するのはちょっと怖い。
そこで、今回はRoombaシリーズの中から、いちばんベーシックなモデルの「Roomba 205 DustCompactor Combo」をレンティオで1ヶ月レンタルしてから、購入するか決めることにしました。
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結果として、お試ししたのは大正解でした。
実際に生活の中で使ったからこそ分かったことが、かなりあったからです。
ルンバCombo 205を使ったわが家の環境
今回の使用環境はこちらです。


| 項目 | 使用環境 |
|---|---|
| 住宅 | メゾネットタイプのアパート |
| 使用場所 | 1階LDK |
| 広さ | 約20畳 |
| 主な床 | フローリング |
| マット | 厚さ約2cmの柔らかいジョイントマット |
| 気になるゴミ | 食べこぼし・砂・ホコリ・髪の毛 |
| レンタル期間 | 1ヶ月 |
| 目的 | 掃除機がけ+水拭きの自動化 |
特に重要だったのが、厚さ2cmのジョイントマット。


この段差が、最終的に購入を見送る大きな理由になりました。
実際に使って良かったところ
スマートスクラブ×マイクロポンプで、想像以上に床がツルツルに
正直にいうと、使う前は水拭き機能にそこまで期待していませんでした。
「掃除機をかけたついでに軽く拭いてくれればいいかな」くらい。
ところが実際に使ってみると、掃除後の床の感触が明らかに違いました。素足で歩くと、床がツルツルしていて気持ちいい。掃除機がけだけでは残りやすい、床のざらつきや細かな汚れまで拭き取れている感覚がありました。
この仕上がりを支えているのが、ルンバCombo 205に搭載されている「スマートスクラブ」と「マイクロポンプ」です。




便利な水拭き掃除機能
内蔵の水拭き機能がマイクロポンプで水の流れを制御し、清掃中にモップパッドを均一に湿らせるため、床をキレイに掃除できます。水または対応する洗剤*4を使用して、スマートスクラブを選択し、2倍にパワーアップした拭き取り力*5で清掃できます。
https://store.irobot-jp.com/item/L121260.html?srsltid=AU7gw4We3icNByRU9pVO1tvsNTuoVW18_7AxXlEehNtjaGBtCBcIQi3D
- *4:対応する洗剤のリストについては、https://answers.irobot.com/ja/article/?urlName=roomba-combo-cleanser を参照してください。
- *5:コーヒーのしみやこびりついた汚れに対する標準的な掃除機がけ&拭き掃除モードとの比較。
スマートスクラブは、通常の水拭きよりも拭き取り力を高めるための機能。
さらにマイクロポンプがモップパッドへ水を供給することで、床を乾拭きするだけではなく、適度に水分を含ませながら清掃します。
ただ濡れたモップを引きずって走るのではなく、水分を与えながら床をしっかり拭く仕組みになっているのがポイントです。
実際に1ヶ月使ってみても、水拭きの仕上がりはかなり好印象でした。
特に分かりやすかったのは、見た目よりも足裏の感覚。



掃除機がけだけでは取れなかった床のざらつきが減って、「ちゃんと水拭きした」感がありました。




子どもの食べこぼしや、日常生活で少しずつ付く床の汚れが気になる家庭なら、この水拭き性能は大きなメリットだと思います。
見えていなかったホコリまで取れた!最大70倍強力なパワーリフト
ルンバCombo 205を使って、思っていた以上に驚いたのがパワーリフトの吸引力です。
髪の毛や砂のように目に見えるゴミが取れるのは想像していました。
でも、掃除が終わってダストボックスを開けてみると、そこには細かなホコリがしっかり溜まっていました。


目に見えていないだけで、こんなにあったのか……。
しかも、自分で掃除機を持って部屋中を歩いたわけではありません。ルンバをスタートさせて、あとは任せていただけ。
それで、目に見えるゴミだけではなく、普段は気づきにくい細かなホコリまで回収できていたのは、かなりラクだと感じました。
iRobot公式では、ルンバCombo 205の吸引力について次のように説明しています。
ゴミやホコリをしっかり除去
4段階クリーニングシステムでは、最大70倍強力になったパワーリフト吸引、複数の床に対応した毛のブラシ、エッジクリーニングブラシがゴミやホコリを一掃し、マイクロファイバーモップパッドが床をピカピカに仕上げます。※最大70倍:国内累計出荷台数トップのRoomba 600シリーズとの比較(2025年2月時点)
https://store.irobot-jp.com/item/L121260.html?srsltid=AU7gw4We3icNByRU9pVO1tvsNTuoVW18_7AxXlEehNtjaGBtCBcIQi3D



目立つゴミを拾うというより、床にホコリを溜めにくくするために、こまめに掃除してもらうという使い方に向いていると感じました。
子どもがいるわが家では、食べこぼしや砂ばかり気にしていましたが、実際に使ってみると、毎日の細かなホコリを任せられることの方が意外と大きなメリットでした。
ClearView LiDARで間取りを把握してくれる
ルンバCombo 205には、ClearView LiDAR(ライダー)が搭載されています。
LiDARは、レーザーを使って周囲までの距離を測り、壁や家具の位置関係を把握する仕組みです。
カメラで室内を「見る」というより、周囲との距離を測りながら間取りを組み立てていくイメージ。そのため、暗い場所でもマッピングできるのが特徴です。
アイロボット公式でも、ClearView LiDARについて「部屋のマップをすばやく作成し、暗い場所でも障害物を避けながら無駄のない動きで清掃する」と説明しています。




実際にわが家でマッピング走行をしたところ、約20畳のLDKでおよそ30分かかりました。
完成したマップを確認すると、部屋の形や家具まわりまで実際の間取りにかなり近い。
ただ走り回っているのではなく、最初に室内を把握してから、その後の掃除に使うための地図を作っていることが分かりました。




完成したマップを使って、
- 掃除する部屋を指定する
- 一部分だけ掃除する
- 進入禁止エリアを設定する
- 水拭きしてほしくない場所を指定する
- 部屋ごとに掃除方法を変える
といった設定ができるようになります。
ルンバCombo 205は、部分清掃・進入禁止エリア・拭き掃除禁止エリアの設定に対応。清掃する部屋や走行回数、吸引力、水拭き時の水分量などもアプリから設定できます。
つまりマッピングが正確になるほど、
「家全体をとりあえず掃除するロボット」ではなく、「今日はダイニングだけ」「ここには入らないで」と指示できる掃除機に進化していく印象です。
それでも購入しなかった理由
約2cmのジョイントマットを越えられなかった
わが家で一番困ったのがこれです。LDKには、厚さ約2cmの柔らかいジョイントマットを敷いています。ルンバCombo 205を走らせると、この段差をうまく越えられませんでした。
ただ止まるだけならまだいいのですが、途中まで乗り上げて、本体が斜めになった状態で動こうとすることも。
これが結構気になります。「ガタガタ……」と音を立てながら、何度も抜け出そうとします。




公式の使用上の注意にも、床の段差やその高さによっては本体が乗り越えられない場合があると記載されています。そのため、「2cmなら必ず越えられない」という意味ではありません。マットの硬さや縁の形状などによって結果は変わる可能性があります。
あくまで、わが家の約2cmの柔らかいジョイントマットではうまく越えられなかったという実測結果です。
LDK全体をまとめて任せたかった私にとっては、ここがかなり惜しいところでした。
1ヶ月使っているうちに水拭きを使わなくなりました。
さらに水拭きしたら、
- モップを外す
- 洗う
- 乾かす
- 次回使える状態にする
という作業が残ります。
ルンバCombo 205にはモップの自動洗浄・自動乾燥機能はありません。公式仕様でも、自動給水・モップパッドの自動洗浄・自動乾燥は非搭載です。
最初は、「これくらいならできる!」と思っていました。
でも毎回となると……。面倒になりました(笑)。
そして途中から、水拭きOFF。吸引掃除だけで使うようになりました。
掃除中の音はそれなりに大きい
もうひとつ気になったのが動作音。
わが家では、掃除中に子どもから、「テレビが聞こえない!」と言われました。
もちろん感じ方には個人差がありますが、わが家ではテレビを見ている横で気にならないレベル……とはいきませんでした。
さらに、ジョイントマットに引っかかると、本体が斜めになったまま脱出しようとして音が大きくなります。
日中の留守中に動かすなら気になりにくいですが、家族がLDKで過ごしている時間に掃除したい家庭は、音も確認しておきたいポイントです。
ルンバCombo 205を1ヶ月使った感想まとめ
実際に使った感想をまとめると、以下のようになります。
ルンバCombo 205を1か月使ってみて感じたのは、掃除そのものの性能にはかなり満足できたということです。
特に良かったのは、水拭きと吸引。水拭き後は、素足で歩いたときに分かるくらい床がツルツルになり、ダストボックスには自分では気づいていなかった細かなホコリまで溜まっていました。
ClearView LiDARで作成したマップも実際の間取りに近く、マップが完成してしまえば、アプリから掃除する場所や進入禁止エリアなどを指定できるのも便利です。
一方で、「買ったら何も考えず全部お任せ」という家電ではありませんでした。
わが家では約2cmの柔らかいジョイントマットをうまく越えられず、段差に乗り上げると本体が斜めになって大きな音がしたり、水拭きにムラが出たりしました。
さらに、水拭き後はモップを外して洗う必要があります。
ロボットを動かすこと自体はラクでも、その前後まで含めると、使う人や家の環境によって「ラク」の感じ方はかなり変わると思います。最終的に私はモップのお手入れが面倒になって水拭きをOFFにし、吸引掃除だけで使うようになりました。



水拭き性能には満足していたのに、生活の中では使わなくなった。ここが、1か月レンタルして分かった一番大きなポイントです。
初期設定にはスマホとWi-Fiが必要
もうひとつ、購入前に知っておきたいのがスマホとインターネット環境です。
ルンバCombo 205は、本体のボタンを押して掃除をスタートすることもできます。
ただし、初めて使用するときはRoomba Homeアプリで初期設定を行う必要があり、その際にはWi-Fi接続が必要です。さらにアイロボット公式でも、すべての機能を利用するには専用アプリとWi-Fi接続によるアップデートが必要と案内しています。
私も最初の設定では、一度Wi-Fi接続に失敗しました。



一度設定できてしまえばアプリ自体は分かりやすかったのですが、スマホとの接続やWi-Fi設定が苦手な人にとっては、最初につまずく可能性があります。
そして、これはルンバだけの話ではありません。現在の高機能なロボット掃除機は、マッピングや清掃エリアの指定、進入禁止エリア、スケジュール・ルーティンなどをスマホアプリから設定するタイプが多くなっています。
「せっかくロボット掃除機を買うなら、マッピングして部屋ごとに掃除させたい」という人には便利です。
一方で、
高齢の人や「アプリに自室のデータを記憶させたくない」人、「難しい設定はいらない。ボタンを押したら掃除してくれればいい」という人なら、ここまで多機能なモデルが必ずしも必要とは限りません。
👉 設定よりも手軽さを重視したい人は、こちらのダスキンのロボット掃除機の記事も参考にしてください。


ルンバCombo 205が向く人・向かない人
ルンバCombo 205が「向く人」と「向かない人」をまとめて解説します。
- フローリング中心の家
- 大きな段差や厚手のマットが少ない
- 吸引だけでなく水拭きも任せたい
- 床のざらつき・細かなホコリが気になる
- スマホアプリやWi-Fi設定に抵抗がない
- マッピングや進入禁止エリアを活用したい
- 大型の自動ゴミ収集ステーションは置きたくない
特に水拭き後の仕上がりは、今回かなり満足しました。子どもの食べこぼしや、床のざらつきが気になる家庭にも魅力があります。
また、ルンバCombo 205は本体内部でゴミを圧縮するDustCompactorを搭載しているため、大きな自動ゴミ収集ステーションを置かずにゴミ捨て頻度を減らせる設計です。公式では、使用環境によるものの最大60日分を収納するとしています。
「大きなステーションは置きたくない」という家庭にも候補になります。



ルンバCombo 205は清掃性能よりも、「自宅の段差・マット・水拭き後のお手入れ」と相性が合うかが購入判断のポイントです。
一方で、向かない人をまとめると以下のようになります。
- 厚みのあるプレイマットがある
- 部屋の中に段差が多い
- モップを毎回洗いたくない
- 掃除後のお手入れまで極力減らしたい
- スマホやネット環境がない
- アプリの初期設定をする自信がない
このような家庭は、一度実際の家で試してから購入することをおすすめします。
スペック表を見ても、「わが家のこのマットを越えられるか」「この部屋まで掃除できるか」までは分かりません
ロボット掃除機こそレンタルしてから買うのもアリ
今回レンティオで1ヶ月使ったことで、吸引力や水拭きの仕上がり、ジョイントマットとの相性まで自宅で確認できました。
もしスペックだけを見て購入していたら、「水拭きすごくいい!」と思った直後に、「マット越えられないじゃん……」
となっていたはず。
ロボット掃除機は高価なものも多く、性能が高い=自分の家でも使いやすい、とは限りません。
自宅の床環境との相性を確認する意味でも、レンタルしてから購入を決める方法はかなり合理的だと思います。


まとめ|水拭きは最高。でも、わが家には合わなかった
ルンバCombo 205を1ヶ月使って、最も印象に残ったのは水拭き後の床のきれいさでした。
正直、それほど期待していなかった機能です。それが実際には、素足で歩くと気持ちいいほどツルツル。吸引掃除でも、目では気づかなかったホコリがしっかり取れていました。
製品として「いいな」と感じたところはたくさんあります。それでも購入しなかったのは、わが家の生活環境に合わなかったから。
約2cmの柔らかいジョイントマットをうまく越えられず、乗り上げると本体が斜めになって音が大きくなり、水拭きにもムラが出ました。
さらに、毎回モップを洗うのが次第に面倒になり、最終的には水拭きをOFFに。水拭きを使わないのであれば、わが家がCombo 205を選ぶ理由も薄くなります。
家電は、スペックが高いかどうかだけでなく、自分の家で無理なく使い続けられるかが大切です。
今回は購入には至りませんでしたが、それが分かったことも含めて、1ヶ月レンタルして正解でした。











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