冷風扇がおすすめできない!本当の理由を家電製品アドバイザーが解説!

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冷風扇がおすすめできない!本当の理由を家電製品アドバイザーが解説!
ナマケモノさん

冷風扇って流行っているけど部屋が涼しくなるの?

冷風扇がおすすめできない!本当の理由を家電製品アドバイザーが解説!
冷風扇のイメージ図
家電アドバイザーしいな

省エネで手軽に購入できるので人気ですが、
プロから見ると冷風扇はあまりおすすめできません…

CMや広告でどこでも涼しくなれる!として人気の冷風扇ですが、実はお部屋の冷房としては不向き!冷房効果はイマイチ…なんです。

本当におすすめできない理由は?じゃあ代わりの冷房は?冷風扇ってどんなときに使うの?と気になる疑問に家電のプロがしっかりお答えしていきます!

今回の記事でわかること
  • 冷風扇がおすすめできない5つの理由
  • 冷風扇の代替としておすすめの冷房家電
  • 冷風扇がおすすめの人は?3つのポイント

暑い季節に向けて冷風扇を検討中の方は、「知らずに買っちゃった…」という後悔が無いようにしっかり確認してくださいね!

目次

冷風扇がおすすめできない5つの理由

冷風扇がおすすめできない!本当の理由を家電製品アドバイザーが解説!

ではまず、安価で手軽に使用できる人気の冷風扇が、どこにでも誰にでも最適でない理由を詳しく解説します。

以下に、冷風扇がおすすめできない理由を5つ挙げましたので、それぞれについて具体的な説明をしていきますね!

家電アドバイザーしいな

冷風扇を買う前にはよくチェックしてください!

これらのポイントを踏まえた上で、冷風扇の購入を検討する際は他の冷房製品も検討してみることが大切です。

冷却効果はあまりない

冷風扇は部屋全体の温度を下げることができないので、効果が限定的です。

特に真夏日や熱帯夜には、ほとんど涼しさを感じられないでしょう。

冷風扇がおすすめできない!本当の理由を家電製品アドバイザーが解説!
  • 部屋全体を冷やせない
  • 風量が弱いので近くしか冷風が届かない
  • 湿度があがるのでムシムシ・ジメジメ感じる

このように、冷風扇は冷却機能が低いので、部屋全体を冷やすことができません。

冷風扇を使ってみたけどイマイチ…という具体例を挙げてみます。

例: 真夏日や熱帯夜に使うと…
  • 冷風扇を使用しても、部屋全体の温度が高いため涼しく感じない
  • 湿度が高いと、冷風扇からくる湿気でジメジメ…イライラ…不快感

このように、実際の使用環境によっては、冷風扇の効果が感じられないことも多いのです。

次に、「運転音の問題」について詳しく解説します。

運転音が大きい

冷風扇の運転中に発生する音が、意外に大きな問題となることがあります。

扇風機のように風を感じるものなので、特に夜間や静かな環境での使用には向いていません。

冷風扇エアコン
運転音約50㏈運転音(冷房時)約40㏈
冷風扇とエアコンの運転音比較(モデルにより異なります)

このようにエアコン冷房運転の音のほうが静かな様子がわかります。

  • 音が大きい
  • 連続使用時の騒音

どんな時に冷風扇の音が気になるか?具体例を挙げて解説します。

例: 夜間の使用
  • 寝るときに冷風扇を使用すると、その風の音でよく眠れないことも…

このような問題を避けるためにも、購入前には運転音のチェックが不可欠です。

次に、「高い湿度の問題」について具体的に見ていきます。

湿度が爆上がりする

冷風扇は水を使って空気を冷却するため、使用すると室内の湿度が上がります

これが、快適さを損ねる原因になることも少なくありません。

SNSでも不快感を感じているユーザーの方がいらっしゃいました。

  • 湿度が大幅に増す
  • ジメジメっとした感じが増す

湿度が高くなると感じられる不快感の具体例を挙げて説明します。

例: 高湿度での不快感
  • 高湿度の環境では、体感温度が下がりにくく、冷たさを感じにくい。

さらに、冷風扇を長時間使用するとカビや結露のリスクも出てきます。

続いて、「消費電力とコストパフォーマンス」について詳しく見ていきます。

コスパがイマイチ

冷風扇は5千円~2万円で買えるので初期コストは低いものの、長期的な運用を考えるとコスパはイマイチな面があります。

  • 効率の低い冷却方法なので使う時期が限られる

真夏日には使用しても効果がなく、「あんまり使わないな…」と片付けたり処分するという方もいらっしゃいます。

例: 長時間使用時のコスト
  • 真夏日は使用しても効果がないので時期が限られる

このような理由から、コスト効率を重視する方には冷風扇はおすすめできません。

最後に、「メンテナンスの手間」について詳しく説明します。

メンテナンスの手間がある

冷風扇は定期的なメンテナンスが必要であり、その手間が想像以上に大きいことがあります。

特に水タンクの清掃やフィルターの交換は頻繁に行う必要があります。

水フィルター

水フィルターは洗うことができます。背面カバーから取り外して(AHC-107 / AHC-117 / AHC-127の場合)、水洗いし、よく乾燥させてください。水フィルターが充分に乾いていないと、カビが発生する原因になります。

水洗いしても汚れがたまっていたり、水洗い後フィルターを充分に乾かしていただいてもにおいが取れないようなら交換のサインです。

シロカ:温冷風扇:フィルターのお手入れ方法と交換目安
  • 水タンクは定期的に水洗い
  • フィルターは水洗いした後、よく乾燥させる

以下に、メンテナンスの手間がかかる具体例を挙げて説明します。

例: 水タンクの清掃
  • 定期的な清掃を忘れるとカビやバクテリアが繁殖し、アレルギーや病気の原因になるかも…

このような維持管理の大変さを考慮すると、普段から忙しい方や手間をかけたくない方には冷風扇はおすすめできません…

以上が「冷風扇がおすすめできない5つの理由」です。

ナマケモノさん

なるほど…
じゃあ冷風扇じゃないものでおすすめは?

家電アドバイザーしいな

はい!では冷風扇以外のすすめ家電製品について見ていきましょう!

冷風扇よりこっち!おすすめ冷房家電

冷風扇がおすすめできない!本当の理由を家電製品アドバイザーが解説!

冷風扇の代わりに検討できる、より効率的な冷房家電を紹介します。

冷風扇よりメリットの多いものは…?とお考えの方は下の家電を検討してみてくださいね!

それぞれの製品の利点と、どのような環境やニーズに最適かを具体的に見ていきましょう。

エアコン

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エアコンは、部屋全体を効率的に冷やすことができるため、最も一般的な冷却方法の一つです。

最新のモデルは省エネ性能が高く、長期的なコストも抑えられます。

  • 部屋全体をすばやく均一に冷却
  • エネルギー効率の高い省エネモデル多数

例えば、冷房運転を1時間したときの消費電力は500wだった場合電気代は約13.5円とかなり安く抑えられます。
1時間あたりの電気代=0.5kW×27円/kWh(税込)=13.5円/h(税込)で計算

ナマケモノさん

エアコンって電気代以外と安いんだね
やっぱり猛暑日はエアコンがナンバーワン

次に、扇風機について詳しく見ていきましょう。

扇風機

扇風機は、空気を循環させることで涼しさを提供し、エネルギー消費が非常に低いことが特徴です。

シンプルで使いやすく、3千円~2万円ほどで購入できるので初期投資も抑えられます。

  • 低消費電力なので電気代が安い
  • 冷却機能はないが、お手入れもないので楽

扇風機は、冷やす機能がないデメリットはありますが、定期的なお手入れはなし。楽チンです!

さらに、多機能なモデルではタイマーやリモコン操作が可能で、使い勝手が良いです。

ナマケモノさん

冷風扇みたいに水を使わないのでシンプルだね
風が通る涼しい日ならこれでいいかも

次に、空気清浄機能付き扇風機について詳しく見ていきます。

ポータブルエアコン

ポータブルエアコンはその名の通り、エアコンを小さくコンパクトにした冷房家電です。

室外機がないため、取り込まれ温度の高い空気は本体の排気ホースから外に出すことができます。

  • 広すぎない部屋であれば、全体の冷房にもOK
  • 本体の価格は高めで大き目

冷風扇よりは効率よく冷却できるので、外気温の高い猛暑日や寝苦しい熱帯夜でも涼しさを感じることができます。

しかし、本体が大きいものが多く価格も高めのため、「どうしてもエアコンが設置できない部屋用」として検討したほうが良いと思います。

ナマケモノさん

エアコン工事が難しい古めなおうちにもおすすめだね!

次に、除湿機についてくわしく説明します。

除湿機

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除湿機は、高湿度の環境での快適さを向上させるために特に有効です。

湿気を取り除くことで、室内の冷却効果を高めると同時に、カビやダニの発生を防ぎます。

  • 湿気の軽減
  • カビやダニの予防

除湿機を使用することで、エアコンと併用すると特に効果的であり、全体的なエネルギー消費を減少させることができます。

さらに、快適な室内環境は睡眠の質の向上にも寄与し、健康的な生活をサポートします。

ナマケモノさん

除湿機って涼しく感じることもできるんだね!

このように、冷風扇の代替として、エアコン、扇風機、空気清浄機付き扇風機、除湿機の各製品はそれぞれの状況に応じて優れた選択肢となります。

最後に、「省エネと経済性を考えた冷却家電の選び方」について説明します。

省エネと経済性を考えた冷房家電の選び方

冷風扇がおすすめできない!本当の理由を家電製品アドバイザーが解説!

省エネ性能とコストパフォーマンスを重視するなら、家電選びにおいて重要なポイントを押さえる必要があります。

以下では、省エネ効率の高い冷房家電を選ぶための基準を解説します。

それぞれの基準について、具体的な選び方とそのメリットを詳しく説明します。

省エネ性能の高い製品を選ぶ

冷房家電を使用する際には、どの家電が省エネになるか?確認して使用することが大切です。

多くの冷房家電には消費電力が説明書等に記載されていますので、1時間あたり何円くらいかかりそうか確認してから使用しましょう。

  • 電力消費を抑える
  • 長期的なコスト削減

特に夏場の長時間使用を考えると、省エネ性能が高いエアコンや扇風機は初期コスト以上の価値があります。

省エネ性能の確認方法

エアコンの省エネ性能については、商品のプライスカード近くにある「省エネルギーラベル」で確認ができます!

冷風扇がおすすめできない!本当の理由を家電製品アドバイザーが解説!
https://shouene-kaden2.net/learn/eco_label.html 出典

これから購入を検討しているかたは、ぜひ注目してみてください!

次に、「使用環境に合ったサイズの製品を選ぶ」について詳しく見ていきます。

使用環境に合ったサイズの製品を選ぶ

冷却機器を選ぶ際は、部屋の大きさに合った製品を選ぶことが重要です。

過大または過小の製品を選ぶと、エネルギー効率が落ち、無駄な電力消費を引き起こす可能性があります。

  • 部屋の畳数に合わせた製品選び
  • 最適な冷却効果を実現

例えば、12畳の部屋に6畳タイプのエアコンを設置すると、いつまでも冷やすことができずエアコンのセンサーが過剰に働いてしまうことがあります。

これはエネルギーの無駄遣いだけでなく、機器の寿命を縮める原因にもなります。

次に、「最新のテクノロジーを備えた製品を選ぶ」について詳しく見ていきます。

最新のテクノロジーを備えた製品を選ぶ

技術の進歩は家電製品の効率を大きく向上させています。

最新の機能を備えた冷却家電は、より少ないエネルギーで高い冷却効果を提供します。

  • スマート機能で自動調整
  • 人感センサーやAI制御

たとえば、AI制御を利用したエアコンは、部屋の使用状況を学習し、最適な冷却を行います。

これにより、不在時の無駄な運転を避け、電力消費を効率的に抑えることができます。

家電アドバイザーしいな

また、家全体をスマートライフ化することで、
大幅なコストダウンにつながります!

スマートライフとは、10年前と比べ消費電力量が格段に削減された省エネ家電に、太陽光発電・燃料電池などの創エネ機器と、蓄電池・電気自動車などの蓄エネ機器とを組み合わせて、HEMSで暮らしのエネルギーを管理し、エネルギーをムダなく、効率よく利用するライフスタイルです。

※HEMS : Home Energy Management System (ホーム・エネルギー・マネジメント・システム)の略

https://shouene-kaden2.net/smart_life/

このように、最新のテクノロジーを備えた製品を選ぶことで、省エネだけでなく使い勝手の向上も期待でき、長期的な経済性にも寄与します。

冷風扇がおすすめできない!本当の理由を家電製品アドバイザーが解説!
ナマケモノさん

逆に冷風扇がおすすめの人ってどんな人??

家電アドバイザーしいな

どんな人が冷風扇にするべきか、3つのポイントを確認しましょう!

以下の3つのポイントを満たす方には、冷風扇がおすすめです。

それぞれのポイントについて、具体的な状況を詳しく見ていきます。

一人暮らしの小さな部屋で使用する場合

小さな部屋では、冷風扇でも十分冷たく感じる可能性があります。

コンパクトで、場所を取らずに設置できるため、一人暮らしには理想的です。

  • 省スペースで使用する
  • 近くに置けば直感的に涼しく感じる

直接冷風を感じることができ、即座に涼しさを提供するため、特に熱い日には快適です。

次に、「移動や持ち運びを頻繁に行う場合」について詳しく見ていきます。

移動や持ち運びを頻繁に行う場合

冷風扇はその軽量さとコンパクトな設計から、持ち運びが容易です。

オフィスや部屋の移動もしやすいものが多くあります。

  • 軽量で持ち運びやすい
  • 設置場所を選ばない

この機動性は、暑い日のキッチンやキャンプなど、一時的な冷却が必要な場面でも大変役立ちます。

次に、「直接的な冷感を求める場合」について詳しく見ていきます。

直接的な冷感を求める場合

冷風扇は、使用者の直接的な近くで効果を発揮するため、個人的な冷却に最適です。

特に会社のデスクで作業中やお風呂上がりでリラックスしているときに、足元や机上で使用すると効果的です。

  • 個人のスペースを冷やす
  • 使用者に合わせた風量調整

冷風扇は、エアコンと異なり部屋全体を冷やすのではなく、直接風を送ることで快適な冷感を提供します。

家電アドバイザーしいな

長時間冷えすぎるのはニガテ
という方にもおすすめですね

このように、冷風扇は特定の条件下で非常に有効であり、使い方に応じて大きなメリットが得られることが理解できます。

まとめ:冷風扇がおすすめできない!本当の理由を家電製品アドバイザーが解説!

冷風扇がおすすめできない理由、いかがでしたか?

この記事のまとめ
  • 冷風扇を家電のプロがおすすめできない理由は5つ!
  • 冷風扇よりおすすめの冷房家電、いちばんはエアコン!
  • 冷房家電は省エネ性で選ぼう!
  • 使用状況により冷風扇がおすすめの場合もあり!

冷風扇は部屋の冷房としてはイマイチでしたが、局所的な冷房としては使いやすいシーンもありましたね。

コンパクトなモデルもあるので、ちょっと試しに1台…というのもありかもしれません!

今年も平均気温は例年以上になるかと思いますので、お部屋の冷房は早めに検討してみてくださいね!

最後までお読みいただきありがとうございました。

冷風扇がおすすめできない!本当の理由を家電製品アドバイザーが解説!

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